「部下が辞めてしまう」と思ったら読むべき本 〜科学的な適職〜「仲間」編

「部下が辞めてしまう」と思ったら読むべき本 〜科学的な適職〜「仲間」編

2020/9/28(月)
やりがい

みなさんお早うございます、こんにちは今晩は、フリーターから正社員に成り上がりたい男、すぃーもーです。

本日も前回前々回の記事に引き続き、「部下が辞めてしまう」という悩みを抱える上司の方が読むべき本をご紹介したいと思います。

この記事は、上司の役割など1ミリもやった事がない私が、脱サラして以降約2年半お世話になっているアルバイト先で、そこに就職しようとしていた考えを改め、

転職活動 (今がアルバイト雇用のため、「転職」と言えるのか不明ですが) を始めようと決心して参考に読んだ本が、

世の中の「上司」と呼ばれる方々にとって必読の書だと感じたので書きました。

そしてその本とは毎度おなじみの、

「科学的な適職 4021の研究データが導き出す最高の職業の選び方」(鈴木祐著 クロスメディア・パブリッシング)

です。

この本は、これから就職・転職を目指す方はもちろん、職を変える可能性が比較的低い「上司」と呼ばれる方や、会社組織の上に立つ方こそ読むべき本です。

  1. 職場に友達がいるだけで、満足度が上がる
  2. 「味方がいる」と感じるだけで、やる気になる
1、職場に友達がいるだけで、満足度が上がる

鈴木さんはご著書の中で、社会人が職場の人間関係に悩む傾向にあるのは、世界共通の傾向であることをおっしゃっています。

また、上司や同僚が仕事人生におよぼす影響の強さを示す有名な研究結果を紹介されていました。

◉職場に3人以上の友達がいる人は人生の満足度が96%も上がり、同時に自分の給料への満足度は2倍になる (実際にもらえる金額が変わらなくても、友人ができるだけで給料の魅力が上がる)

◉職場に最高の友人がいる場合は、仕事のモチベーションが7倍になり、作業のスピードが上がる

 思わず目を疑うレベルの数値ですが、給料の多さや仕事の楽しさなどの要因とは関係なく、社内に良い友人がいるだけでも人生が幸福になるのは確実なようです。

<参考文献> 鈴木祐 『科学的な適職 4021の研究データが導き出す最高の職業の選び方』 クロスメディア・パブリッシング 2019年 132項

もちろん程度にもよると思います。仮に今の職場に最高の友人がいるとして、他の会社から今の倍の給料を出すからウチに来ないかと言われたら、私なら給料を取ってしまうと思います。

しかし実際はそこまで極端な例は現実的でなく、多少の給料アップならより良い人間関係を構築できている職場を選ぶのは納得できます。

2、「味方がいる」と感じるだけで、やる気になる

この「仲間」がいると感じられただけで仕事の生産性が上がる事は実際に起こり得ることです。

私の実体験で恐縮ですが、これに近い事例があります。

現在私が担当している仕事の持ち場は、半分以上が外国人の方で構成されており、彼らは日本語が話せません。

唯一日本人も1人いるのですが、彼は物を運ぶ仕事を担当している為、外国人とコミュニケーションを取らなければならないのは私のみです。

その為、当日の作業指示を外国人の同僚達に伝えるのは私の仕事なのですが、日本語では通じません。

なんとかカタコトの英語で伝えるのですが、正確に伝える事は難しく、毎回同じような指示を出すことが常態化しています。(言語とは別問題かもしれません)

毎度毎度同じ指示を出していると、いい加減仕事を覚えてくれという苛立ちと、そもそも日本で働いているのになぜ日本語を全く勉強しないのか、という不満も重なってきます。

次第に衝突することも増え、お互い、到底友人とは思えない関係でありましたが、謝罪も含めて「もっと私が英語を勉強して正確に指示を出せるように努力する」と言うことを伝えたところ、

なぜかいつも私が修正指示を出している作業を、修正する必要なく本人1人でやり切っていました。

この時はまだ鈴木さんの本を読んでいなかったので、単純に「同僚が敵ではないと認識できれば、仕事のパフォーマンスは高まるのかもしれない」という程度の発見でしたが、

どうやら統計的にも正しいことだと改めて理解できます。

社員のモチベーションを高める手段はありとあらゆるものが考えられ、また人によってそれぞれ異なるのは当然です。

「会社は友達と遊びに来てれば良い学校とは違う。そんな考えは幼稚だ。」という意見も最もですが、

しかし一方で、人間関係が良好な環境に身をおけるというだけで、仕事に対する幸福度とパフォーマンス向上につながることも確かなようです。

そんな幼稚な観点から組織をつくっていくと、結果として利益に繋がるのかもしれません。

↓鈴木さんの書籍はこちら↓