「部下が辞めてしまう」と思ったら読むべき本 〜科学的な適職〜 「貢献」編

2020/9/29(火)
やりがい

みなさんお早うございます、こんにちは今晩は、フリーターから正社員に成り上がりたい男、すぃーもーです。

本日も前回の記事に引き続き、「部下が辞めてしまう」という悩みを抱える上司の方が読むべき本、

「科学的な適職 4021の研究データが導き出す最高の職業の選び方」(鈴木祐著 クロスメディア・パブリッシング)

を、ご紹介したいと思います。

上司の役割など1ミリもやった事がない私が、なぜこんな内容を書けるのか、理由は既に3回くらい書きましたので、お手数ですがこちらの冒頭文をご覧いただけますと幸いです。

では早速、部下が辞めていってしまう職場を改善するポイント、本日のテーマは「貢献」です。

  1. キレイごとが仕事の幸福度を上げている
  2. ドラッグ並みの力を持つ、「ヘルパーズ・ハイ」
1.キレイごとが仕事の幸福度を上げている

「人のためになる仕事がしたい」とは、いかにも真っ当で美しい働く動機ですが、これが私たちの幸福度を高めている事は確かなようです。

本書ではシカゴ大学の研究結果が紹介されており、その中から満足度が高い職業TOP5が記載されていました。

1位:聖職者

2位:理学療法士

3位:消防員

4位:教育関係者

5位:画家・彫刻家

これらは、他人への貢献がわかりやすい職業だと解説されています。

芸術関係がどのように他者に貢献しているのか、私自身はピンときていませんが、上位4つは正におっしゃる通り、という感じです。

「人にためになりたい」なんてキレイごとのように聞こえますが、私たちの満足度を高めてくれるのもまた、キレイごとなのかもしれません。

2.ドラッグ並みの力を持つ。「ヘルパーズ・ハイ」

そんなキレイごとが達成されると、以下の3つの欲求が満たされると鈴木さんはおっしゃっています。

❶自尊心:他人の役に立ったことにより、「自分は有能な人間なのだ」との感情が生まれる

❷親密感:親切のおかげで他人と近くなった気分になり、孤独感から逃れやすくなる

❸自律性:「他人のためになった」という感覚が、「誰から指示されたわけではなく、自分で自分の幸せを選択できた」との気持ちにつながる

鈴木祐 『科学的な適職 4021の研究データが導き出す最高の職業の選び方』 、クロスメディア・パブリッシング 2019年 138項

もし自分が上記のどれかが満たされた状態だとしたら、メンタルが安定した状態がイメージできます。

モチベーションも上がり、活量がみなぎり、積極的な行動が促されるでしょう。

これを、「ヘルパーズ・ハイ」と呼び、ドラックで得られる一時的な快楽状態に近くなるそうです。

つまり、キレイごとをして他人の役に立つと、違法ドラッグで感じられるほどの快楽(ドーパミンが出る)状態になれるそうです。

これは脳科学でも実証されていると鈴木さんは紹介されています。

他社への「貢献」というキレイごとは、科学的に証明された幸福度向上の一環です。

大切なのそれが仕事にどう置き換えられるかで、下記のような事実は確かにありそうです。

ここで大事なのは、あくまで「自分の行為が他人の役に立った」事実を可視化しやすいかどうかであり、その点ではエンドユーザーとのふれあいが多い仕事や、クライアントと直にやりとりできる商業の方が有利なのは間違いありません。」

鈴木祐 『科学的な適職 4021の研究データが導き出す最高の職業の選び方』 、クロスメディア・パブリッシング 2019年 139項

社内の人が対象となり、「この人に貢献したい」と思われるほどの上司であれば、この記事は不要です。

私の職場は対お客様の仕事ではないため、他者への貢献は目に見えません。

だからこそ、ちょとした缶コーヒーを一つ買って、「今日も助かりました。有難うございました。」

という「仲間」からの労い一つでも、効果はあるのかも知れません。