人を批判したくなったときはどうしたらいい?

2020/4/24(金)
人間関係

こんにちは。本日は職場でよく起きる話をしたいと思います。

どこの組織にもベテランと呼ばれる存在がいて、その人は組織内の仕事の多くをこなす事ができ、かつ要領もよく業務に当たる事が出来るでしょう。

それ故に、自分と同等以上の業務が行えない同僚に対して批判をする場面が多々見受けられます。

批判したくなったら、あなたはどうされますか?

「仕事に支障が出てるのであれば嫌われてでも言うべきだ。」

「あまりはっきりと批判してしまうと相手も仕事がしづらくなるから様子をみるべきだ。」

色々な考えがあると思いますが、この時僕たちはどう対処していけばいいのでしょうか。

 

人は自分の目線しか持っていない

そもそもなぜこんなにも人を批判する・されている場面を目にするのでしょうか。ぜひ少し考えてみて下さい。

 

 

批判をしたところで相手は反発し、反発されればさらに怒りが増す。指摘して相手に正しい行動をするよう改めてもらいたいのに、逆に向こうから指摘を受ける。これは一体何なのでしょうか。

答えは、人間の無意識にある本能です。

人は物事を客観的に見る事が出来ないんです。自分が見たいように見、聞きたいように聞く生き物です。あなたと同僚の間にどんなに理不尽な事が起きていようと、あなたは相手が間違っているという証拠を探し、相手はあなたを「なんて小さい人なんだ」としか見れません。

人は常に自分は正しいと思いたいので、「自分が間違っているのかもしれない」などとこれっぽちも考えられないのです。

それを貫くためには、自分から見た正しさを主張し、自分から見た相手の間違いを指摘しなければならないのです。これがお互いにぶつかり合うため、人は延々と主張・批判し合うのです。

批判した瞬間、あなたの評価は下がる

そしてこの批判合戦は、大抵の第三者に直接見られているか、人伝えに耳に入るものです。

「AさんとBさんが喧嘩したらしいよ」なんて会話、よく聞きませんか?

もしあなたが、実際にAさんとBさんの言い合いをはたから見ていたら、どう思いますか?

「なーにやってんだか」と思うのではないでしょうか。

ここで面白いのは、第三者はAさんとBさん会話の内容に興味がないのです。「言い合っている」という二人の状況しか見ていません。それはただ単にお互いがお互いの論理をぶつけ合っている子供の喧嘩のように映っています。残念ながら、自分が正しい、相手は間違っていると考えての会話が、どっちも同じレベルの人間と見られています。

もしも上司と部下の関係なら、上司は部下と同レベルだと見られます。

先輩と後輩の関係なら、先輩は後輩と同レベルであると見られます。

僕たちがこのAさんかBさんのどちらかになっていない事を願うばかりです。

 

自分と全く同じ他人が隣にいたら、どう見えるか

ではこれを防ぐためにどうすれば良いのでしょうか。

こんな状況を想像してみて下さい。

あなたはとある組織のリーダー、つまり上司になったと勝手に設定し、あなたには二人の部下がいます。

一人目は、やる事なす事全くあなたと同じようなタイプの他人、Aさん。

二人目は、仕事が出来ないサボりグセがある同僚、Bさんです。

AさんはいつもBさんを責めています。

サボっているのだから責められる事があっても当然で、自業自得だと僕も思います。

そんな両者を、上司であるあなたはどう見るでしょうか。

おそらくこうです。「Bがダメなのはわかるが、Aもいちいち腹を立ててそれに付き合うなよ」

上司は多少の良し悪しは理解しつつも、AさんもBさんも「どっちもどっちだ」と思ってしまうのではないでしょうか。

内容よりも、責め・責められている関係に目が行きます。

大切なのは、なぜこんな関係になってしまっているのかを見る目が上司にないことではなく(それはそれで改善してもらいたいですが)、

「人はこのようなものの見方をするものだ」、と理解することです。

あなたが同僚を見たいように見るように、上司だってあなたたちを見たいように見てしまうのです。

それが分かれば、少しは相手に対する見方が変わってくるのではないでしょうか。